けいカナル型のイヤホンで長時間会議をすると、耳の奥が痛くなって集中できない…



夏場は耳が蒸れるし、ずっと塞がれている閉塞感で疲れる…
在宅ワークやハイブリッドワークで、1日に何件もオンライン会議がある方なら、一度はこんな悩みを感じたことがあるのではないでしょうか。
この記事では、実際に筆者が使用したShokz OpenFit 2+(オープンイヤー型イヤホン)について、
- 長時間の会議でも本当に耳が疲れないのか
- 通話マイクの品質や音漏れはどうなのか
- 密閉型イヤホンと比べてどんなデメリットがあるのか
などを、正直にレビューしていきます。
結論から言うと、「会議メインで使う在宅ワーカー」にとって、Shokz OpenFit 2+は買って後悔しにくい一台です。
耳を塞がない構造なので長時間つけても疲れにくく、家族の呼びかけや宅配のインターホンにも気づけます。
ただし、遮音性はほぼゼロなので、静かな場所での音漏れと、密閉型ほどの没入感・低音はない点だけは理解しておく必要があります。
逆に言えば、そこさえ納得できれば非常に快適です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 耳を塞がないから長時間会議でも疲れない | 遮音性がない |
| 会議中も周囲の音が聞こえる | 低音・没入感は密閉型に劣る |
| マイクの音質も良好 | |
| マルチポイントでPCとスマホを切り替えられる | |
| 最大48時間バッテリー+10分充電で2時間再生 |
Shokz OpenFit 2+ の基本スペック
Shokz OpenFit 2+は、耳の穴を塞がずに耳に掛けて使う「オープンイヤー型」のワイヤレスイヤホンです。
Shokzはもともと骨伝導イヤホンで知られるメーカーですが、本機は通常のスピーカー方式(空気伝導)を採用しつつ、耳を塞がない構造を実現したモデルになります。
以下が主な仕様です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Shokz OpenFit 2+ |
| 価格 | 27,880円(税込・公式) |
| 重さ | イヤホン 9.4g(片耳)/ケース 56g |
| 耐汗性 | イヤホン:IP55 充電ケース:非防水 |
| ドライバー | DualBoost™ |
| 音響技術 | Dolby Audio対応/OpenBass™ 2.0/DirectPitch™ 2.0(音漏れ低減) |
| 連続再生 | リスニング時間 最大11時間(イヤホン) 最大48時間(チャージングケース併用) |
| 待機時間 | 最長270日間 |
| 充電時間 | 充電ケースを使用したイヤホンの充電:60分。 付属のケーブルを使用してケースのみを充電:100分。 ワイヤレス充電器でケースのみを充電:180分。 |
| 急速充電 | 5分間10分の充電で2時間のリスニングが可能 |
| 通話 | AI搭載 4ビームフォーミングマイク |
| 接続 | Bluetooth 5.4/マルチポイント(2台同時)/無線範囲 約10m |
| 操作 | 物理多機能ボタン+タッチ操作 |
| アプリ | Shokzアプリ(EQ 5プリセット+カスタム、紛失防止 等) |
| カラー | ブラック/グレー/山口一郎モデル(サカナクション) |
| 保証 | 2年間無償保証 |
特に最大48時間のバッテリーとワイヤレス充電対応、
そしてAI搭載の4ビームフォーミングマイクは、毎日会議をする在宅ワーカーにとって嬉しいポイントです。
無印 OpenFit 2 との違い
「OpenFit 2」と「OpenFit 2+」のどちらを買うか迷う方も多いと思うので、違いを整理しておきます。
結論として、「+」で増えるのはDolbyAudio対応とワイヤレス充電の2点です。
| OpenFit 2 | OpenFit 2+ | |
|---|---|---|
| ワイヤレス充電 | ✕ | ◯ |
| Dolby Audio | ✕ | ◯ |
| カラー | ブラック/ベージュ | ブラック/グレー |
音にこだわりたい方やワイヤレス充電を使いたい方は「+」、価格を少しでも抑えたい方は無印、という選び方になります。
使って感じたメリット
耳を塞がないから長時間会議でも疲れない
最大のメリットは、耳を塞がないことによる「疲れにくさ」です。
- 耳道に何も入れないので圧迫感がない
- 長時間でも蒸れない・痛くならない
- 閉塞感が一切ない
以前はAirPods ProやAir Pods Maxを使用しており、
その時は3時間も付けていると痛みを感じて外してしまうことが多かったです。
ですが、Shokz OpenFit 2+は8時間ほど付けても痛くなることはありませんでした。
また、耳の中に付けているカナル型イヤホンにあった独特な不快感も感じなくなり、
今ではとても快適に過ごすことができています。
会議中も周囲の音が聞こえる
オープンイヤー型ならではの在宅メリットが、会議中でも周囲の音が自然に聞こえることです。
- インターホンや家族の呼びかけに気づける
- 外で使用しても安全
- 「ながら聴き」で家事や軽作業ができる
カナル型と違い遮音性がない分、身の回りの音に気づくことができるため、
会議中インターホンがなった時や、家族に声をかけられた時も対応が可能です。
また、仕事以外でも活躍してくれます。
プライベートで使用する際も移動中の車の音などに気づくことができるため、安全に過ごすことができます。
マイクの音質も良好
会議用イヤホンで一番気になるのが通話品質ですが、OpenFit 2+はAI搭載の4ビームフォーミングマイクを搭載しており、自分の声をクリアに拾いつつ周囲のノイズを抑えてくれます。
- キーボードのタイピング音も入らない
- 外出先での音質も気にならない
実際、私はHHKBというキーボードを使用しているので少しタイピング音がするのですが、
イヤホン越しの相手に音の指摘を受けたことはなく、声が聞こえづらいと言われたこともありません。
また、家族や知人との電話で積極的に使用していますが、
外の雑音が入ることもなく声のみが入ってきてとても聞き取りやすいと言われます。


マルチポイントでPCとスマホを切り替えられる
OpenFit 2+はBluetoothのマルチポイントに対応しており、2台のデバイスに同時接続できます。
- 仕事用PCと私用スマホを同時につなげる
- PCで会議中にスマホの着信にも対応できる
- いちいちペアリングし直す手間がない
アプリの画面から「マルチポイント接続」をオンにして、
複数デバイスを接続することで簡単に切り替えられるようになります。




最大48時間バッテリー+10分充電で2時間再生
バッテリーはイヤホン単体で最大11時間、ケース込みで最大48時間。 さらに10分の充電で約2時間再生できる急速充電にも対応しています。
- 充電し忘れても10分で会議1〜2本ぶんは確保できる
- ケース込みなら数日は充電なしで使える
- ワイヤレス充電対応で「置くだけ充電」も可能
購入してから毎日使用していますが、充電切れを気にしたことは一度もありません。
私は会議以外にも
プライベートでも使い機会が多いため1週間に1度は充電するよう心がけていますが、
実際は充電を忘れて2週間近く使い続けていることも多いです。
ですが、今のところ途中で充電が切れてしまったことはありません。
そのくらい充電の持ちが良いと言えると思います。
気になったデメリット
気になった点も正直に書いておきます。
遮音性がない
オープンイヤー型の最大の弱点は、遮音性がほぼないことです。
- 静かな場所では音漏れが周囲に聞こえる可能性がある
- 騒がしい環境では音声が聞き取りにくくなる
- 密閉型のような「自分の世界に没入する」使い方には向かない
OpenFit 2+にはDirectPitch™ 2.0という音漏れ低減技術や、音漏れをさらに抑える「プライベートモード」がありますが、ゼロにはなりません。
静かなカフェや電車では注意が必要ですし、逆にカフェの雑音などをしっかり遮断して集中したい場面では、密閉型のほうが向いています。
低音・没入感は密閉型に劣る
音質面では、密閉型ほどの低音の迫力や没入感はありません。
- 低音が弱くなる
- 自分の世界には入れない
- 「重低音に包まれて音楽に浸りたい」という用途には物足ない
会議やながら聴きがメインなら十分ですが、
音楽鑑賞をメインに考えている方は密閉型のほうが満足度は高いと思います。
ただ、アプリのイコライザーで低音強化にすることで低音を強くすることも可能です。


こんな人におすすめ/向かない人
こんな人におすすめ
- 1日に何件も会議があり、耳の疲れ・蒸れが気になる在宅ワーカー
- カナル型の閉塞感が苦手な人
- 家事や育児をしながら「ながら聴き」したい人
- 仕事PCと私用スマホを併用していて、切り替えをラクにしたい人
向かないかもしれない人
- 強力なノイズキャンセリングで音に没入したい人
- 静かな環境で音漏れを絶対に避けたい人
- 重低音や音楽鑑賞の音質を最優先したい人
遮音性と没入感を重視するなら、密閉型+ノイズキャンセリングのヘッドホンのほうが合っています。
密閉型と迷っている方は、
AirPods Maxについては別記事で詳しくレビューしているので、そちらも読んでみてください。


まとめ|会議で耳が疲れる人にこそ試してほしい開放型イヤホン
Shokz OpenFit 2+は、「耳を塞がない快適さ」と「会議用としての実用性」を両立した一台です。
- 耳を塞がないので長時間会議でも疲れにくい
- 周囲の音が聞こえるので在宅ワークと相性が良い
- AI4マイク・マルチポイント・48時間バッテリーで会議用途に強い
一方で、遮音性がない(音漏れ・没入感の弱さ)、密閉型ほどの低音は出ないという割り切りは必要です。
ここさえ納得できれば、会議メインの在宅ワーカーにとっては快適な選択肢になると思います。
在宅ワーク環境をこれから整えたい方は、私が実際に使っているアイテムをまとめた記事も参考にしてみてください。



